過激純愛 partII

898 :ドキュソ兄@94 ◆DQN/lN.8uc :03/02/06 17:06 ID:???

【夏の最後の二人旅編 〜回り道の果てに/8.29日記】

 湯よりも熱く感じられる妹の中で、脈を打ちながら少しずつ硬さを失ってゆ
く俺のモノ。飼い主に親愛の情を示したくてたまらなくなっている子犬のよう
に、妹は俺の顔のあちらこちらにキスをしてくる。無邪気に見えて、その実ど
こか切なさや儚さも感じられた。
「好き・・お兄ちゃんが大好きです・・・」と、小声で漏らす妹。
それしか頭にないのか、という馬鹿みたいに真っ直ぐな妹の気持ちに、胸の内
を埋み火に風が吹き込み、炎になって瞬いた気がした。
 俺は妹の唇を強く吸い、歯がぶつかるのもお構いなしに奥まで・・またその
奥までと、届く限り伸ばせる限り舌を挿し込むようにキスをした。大声で妹へ
の想いを叫びたくなる気持ちが飛び出しそうになるのを抑えながら、胸の内で
燃えさかる灼熱の炎を愛撫に換えていく。
(分かってくれ、届いてくれ。愛してるよ、○○・・すごくすごく・・)
「ん・・ん・・・」
消え入りそうにか弱い妹の喘ぎ声が、耳朶をかすめる。
 俺の欲するままに愛撫を受け、抱き締めれば折れそうなほど華奢な身体を無
防備に預ける妹。どんなに妹に想いを注いでも、それは幻影になって消えてし
まうのではないかという不安に駆られ、無我夢中で妹のすべてを飲み込もうと
していた。それは、後から後から崩れていく石橋を走って逃げているかのよう
な感覚で、狂おしいまでに切ない恐怖だった。
(今すぐこいつを抱きたい・・抱かないと壊れてしまいそうだ・・)
射精を終えて萎みゆく俺のモノが、心底うらめしかった。
「きりがないよ、お前を好き過ぎてどうにかなっちゃいそうだ・・」
「わたしはずっと傍にいますから、そんなに困らないでいいです・・」
そんな妹の柔らかな母性に触れ、心の中の焦燥感が溶けて消えていく。俺を抱
き締めてくれる妹から、大好きな妹の匂いがした。



湯から上がり、敷かれた布団の上に横たわって火照る身体を冷ましていた。
 仄暗い宿の部屋で、はだけた浴衣からこぼれる妹の鎖骨や胸の線が月明かり
に照らされ、美しい砂丘の波を連想させた。別世界にいるようだ。
 唇と唇を触れ合わせながらささやき合う。
「新婚旅行って、こんな感じなのかな」
「こんなロマンチックに過ごすの、わたし初めてです・・」
ささやき合いながら、どちらからともなく手を握り合った。
「お台場のホテルで遊んだのも楽しかったけど、旅行っていいもんなんだな」
「わたしは、今日が今までで一番幸せな日です・・絶対に忘れられません」
妹がささやく一言一言の唇の動きを俺は唇で感じていた。
「愛してるよ・・こんなに好きになるなんて、想像してなかった・・」
「ふわぁ・・わたし、溶けちゃいそうです・・」
そう言って、妹はそっと身を寄せてきた。火照る妹の身体が熱かった。
「お前がよく言うそれ、本当だよな。溶けそうになるよな」
「あ、分かってもらえますか?」
「うん、分かる。ふわーって広がってくみたい」
「あ、わたしもそんな感じです。同じなんですね」
 握り合った手を離し、妹の頭を胸の中に抱き締め、脚を絡め合う。俺の胸を
唇でついばむようにいたずらする妹の頭をそっと撫でながら、
「○○、抱きたい・・」と、俺はつぶやいた。
 だが、その言葉に返事はなかった。
「お兄ちゃんの・・心臓の音が聞こえます・・」
掠れるような小さな声でそう言うと、妹は暗闇の中で俺の乳首を探して舐め始
めた。唾液が気化するひんやりとした感覚と、なまめかしく動く妹の舌と唇の
生温かさ・・その快感に反応して、心臓がどくんと大きく鼓動した。俺はたま
らず、乳首を舐める妹の頭を強く抱き締めてしまった。



 妹の上に覆い被さり、小さな胸のふくらみの先を指で探しながら耳にキスを
して、ほとばしりそうな胸の想いの中から言葉をひとつ選んでささやいた。
「もうお前しか考えられないよ・・・」
陳腐だけど、嘘偽りのない本当の気持ちだった。
「お兄ちゃんから離れたら、わたしは・・消えちゃうんです・・」
「消えるなよ、切ないよ・・」
 妹の言葉に、胸がきりきりと傷んだ。そして、妹の方が俺を追っていたはず
が、いつの間にか俺が追い掛ける側になっている事に気づいた。
(お前、ずるいよ・・)
消えるだなどと脅すなんて、少し憎たらしくさえ思った。過ぎゆく夏の夜の月
明かりに、ぼんやりと浮かぶ妹の白い身体が、儚く消えそうに見えた。そして、
勝手に目から涙がこぼれてきた。
(お前は俺のものなんだ。勝手に消えるなんて言うな。ずるいじゃないか・・)
 俺の気持ちが届いていないのかと疑う切ない気持ち、俺を悲しませるような
事を言った妹へ対する軽い怒りの気持ち、だけどそれでも○○が大好きで大好
きでたまらない気持ち。そんな複雑な気持ちだった。
 それでも俺は涙もぬぐわず、妹に消えて欲しくない一心で愛撫をしていた。
妹が消えないおまじないでもするかのように、身体のすべてにただただキスを
し、舌を這わせた。
「ん・・お兄ちゃん・・好き、好き好き・・」
かすれた小さな声で、妹がうわごとのようにその言葉を繰り返す。
 うっすらとした恥毛も口にふくんでしゃぶった。そして、月明かりから影に
なっていて見えなかったが、妹の割れ目はまだ手も触れていないのに愛液が滴
って溢れていた。舌先で周囲をじらして遊ぶ事もなく、鼻先が濡れるのも構わ
ずそこに顔を埋める。
「あ、そこ・・あっ・・ん・・」
 身をよじらせて、たまらず俺の頭を両手でつかむ妹。その手を片手で優しく
撫でながら、続けて妹の性器の隅々にまでキスをした。泉の比喩に相応しく、
妹のそこからはとめどもなく愛液が溢れてくる。



 静かな部屋の中には、二人の吐息と妹の愛液をすする音しかしない。
「も、もうおかしくなっちゃいます・・あ、あっ・・・」
「イキそうだったら、イッてもいいよ・・」
俺がそう言うとすぐに、
「は、はい、あっ・・ん・・イキます・・ごめんなさい・・・んっ・・」
そう言うと妹は、股の間にある俺の頭を内股ではさみ、さらに両手で俺の髪を
つかむようにしてイッてしまった。鼻先や口元が、妹性器に埋もれて濡れた。
「本当にイッちゃいました・・」と、恥ずかしそうに言う妹。
 まだイッたばかりの妹のクリトリスを舌先でつんとつつくと、
「あっ、まだ・・」と困ったような声を出して、身体をびくんとさせる。
「“消えちゃう”なんて言わないって約束しないとヤメない」
そんな意地悪を言って、また舌先でクリトリスをつつく俺。
「あっ・・だめ・・もう言いません、言いません」
嫌々をするように腰をずらして俺のいたずらを避けながら、そう言う妹。
「約束だよ。あんな事を言われたら、切ないよ・・」
「ごめんなさい・・。だって、ずっとお兄ちゃんの傍にいたいんです・・」
「いていいんだよ。いてくれなきゃ、俺がさびしいじゃんか」
「あ、はい。います。ずっといます」と、うれしそうに妹。
 気づけば、もう涙は出ていなかった。妹の言葉がうれしかった。俺は照れた
顔を隠すように、また妹の股間に顔を埋めて二、三度キスをした。
「あ・・んっ」と、声を漏らす妹。
「もう大丈夫だろ。もっとしていいか?」と聞くと、
「あ、あの。わたしにもキスしてください・・」と、恥ずかしそうに答えた。
 俺は妹を抱き起こして、月明かりの中で照れ笑いをする妹の頬を撫でながら、
長い長いキスをした。



 キスはいつの間にか、また愛撫に変わっていた。
 座って抱き合いながら、俺が妹の首筋を愛撫すれば、その間に妹が俺の肩に
キスマークをつける。俺が妹の肩にお返しのキスマークをつければ、妹が俺の
首筋を舐める。言葉はなかった。たまに顔を見合わせてく、すくすと笑いなが
ら何度も何度も飽きることなくキスをした。
 妹の手が俺のモノを触りながら、舌を差し入れて激しくキスをしてきてから、
和やかだった雰囲気が淫靡なものにまた一転した。
「硬くなってます・・」と、勃起したモノを手でゆっくりと上下にしごきなが
ら刺激する妹。俺をキスで押し倒し、俺が仰向けになると唇を離し、
「今度は、わたしがしたいです・・」と耳元でささやいた。
そのまま耳たぶを甘く噛んで、大胆に耳を頬張るようにすっぽりと口に入れ、
舌で耳全体を舐め回す妹。唾液と舌が耳に絡みつく粘っこい音と、妹の息遣い
が大きく鼓膜を揺さぶる。鳥肌が立つぞくぞくとした快感に、俺はゆっくりと
溶かされていった・・・。
「あぁ・・」と、俺は深いため息に似た声を漏らした。
 耳から首筋を通って、大きく大胆に舐め上げる妹の舌は、顎まで達した。次
はキスをしに来ると読み、軽く口を開けて舌を絡めるのを待った・・が、妹の
舌は唇を迂回して鼻先を通り、額で止まるとそこでキスに変わった。しばらく
キスがそこに留まり、二秒、三秒・・・
「あはは、何かをお願いしてるんだね」と俺が言うと、
「あ、何で分かっちゃったんですか?」と妹。
「分かるよ、ちゃんと気持ちが伝わってきてるから」
「・・うれしいです。“ずっとお兄ちゃんといられるように”って・・」
「そっか。じゃあ、ずっと一緒にいような」
月明かりの中で、妹がうれしそうに笑ったように見えた。
 そして、また額にキスをして、頬やまぶたや鼻にもキスをすると、ようやく
待ち望んでいた唇にキスをしてくれた。俺の舌をフェラチオするように吸い、
唇を舐め、最後に軽く音を立ててキスをすると、妹の頭は首から下の方へと下
がっていった。



 俺は、妹のいたずらにじらされていた。
 さっきは積極的に自分から触ってきたのに、痛く感じるほど硬くなって脈打
つ俺のモノに、今は指一本触れようとしない。
「さっきは気づいてくれたけど、昔は気づいてくれませんでした・・」
「え、何の事だよ・・」
 俺の問いにすぐには答えず、妹はちろちろと舌先で下腹を舐めている。
「たまに後ろから“こっち向いてください”とか・・・」
言葉の途中で、今度は内股を舐めたりする。
(とか・・何だよ)
「・・そうお願いしても、テレビとか観てたりしてました」
「ごめん・・」
「あ、でもつき合ってない頃です」
「そっか・・」
 愛撫は左の内股から、また下腹を通って今度は右の内股へと大きく迂回する。
「でも、いいんです。さっきは通じてびっくりしちゃいました」
「・・・そっか(あの・・まだですか?)」
 妹の髪がさらさらと硬直したモノを撫で、身体がびくんとする。
「うれしかったです」
「・・・・・(この話、長くなりますか?)」
 もう何も答えられなくなると、何の前触れもなく突然ぱくっと妹がモノをく
わえた。途端に、温かな妹の口の中の温度が下半身に広がる。
(あぁ、やっと・・・)と思うも束の間、
「わたし、もっとお兄ちゃんが好きになっちゃいました」と言って、口を離す。
(・・・もう駄目。頼むから・・)
もう妹のじらしに耐えきれず、
「○○、もうお願い。じらさないで・・」と、声も掠れ掠れに俺は言った。
「あ、ごめんなさい。じらすつもりじゃなかったんです・・」
 そこで、やっと手を触れてもらえた。



 今度はていねいに両手で包むようにして俺のモノにキスをし、裏側や横を舐
め上げたりしてから口の中に頬張った。
 長々とじらされた分、感動に似たよろこびさえ感じた。やっぱり、好きな人
にそうされると、たまらなくうれしい。気持ち良さを求めていたのもあるけど、
この喜びを感じたくてたまらなかったのだと思う。
「ん・・気持ちいいよ、○○。大好きだよ、○○・・」
俺は感じた事を素直に言葉にした。大好きな妹・・いや、この際は名前で○○
が、こんなにグロテスクな俺の性器をとてもていねいに愛撫してくれている。
可愛らしいその唇が、どうしてそんなモノを・・と、それがうれしい。
「キスしたいよ、○○・・」
 じらしにじらされてせっかく舐めてもらえたのだが、そんな○○が愛おしく
思えてついキスをしたくなってしまった。
 そんなわがままに応えて、○○は一度口を離して、キスをしに上までやって
来てくれた。しかし、手はきちんとモノをしごいている。
「他にして欲しい事ありますか?」と聞きながら、甘い唇を近づけてくる妹。
その唇が唇に触れただけで想いが弾け、気持ち的には充分にイケてしまう。
「何でも・・○○がしてくれるなら、何でもうれしいし気持ちいい・・」
「わあ・・」と言い、うれしそうな顔の妹。可愛い・・たまらなく。
「じゃあ、何でもします。思いついたら言ってください」
そう言ってキスをし、またフェラチオをしに下へ戻って行った。
(早くひとつになりたい。○○の中に挿れたい・・!)
 はやる気持ちを抑えながら、下半身に感じる妹の唇と舌と唾液の感触を深く
心に焼き付けるように味わった。小さな口いっぱいに頬張っているので、いつ
もよだれが口の端からこぼれてくる。そのうち、妹の唾液で毛がべとべとにな
り、尻まで垂れてくるだろう。だが、汚いとは思わない。とても一生懸命にし
てくれている感じに、胸がきゅんとしてしまう。こう考えるのも変なのだが、
俺はその姿も妹のチャームポイントだと思っている。



目を閉じて、時折小さな声を漏らしながらフェラチオする妹。その姿見てい
たら、俺も妹を愛撫してあげたくなった。何でもしてあげたい。
「俺にも○○を舐めさせて・・」
 俺は、妹の下半身を迎えるように両腕を広げた。
「あ、はい・・」
 口はモノから離さぬまま、四つん這いにもぞもぞと身体の向きを替える妹。
そして、垂れているよだれをずるりとすすって、
「ごめんなさい、跨ぎます・・」と言ってから、脚を広げて俺に跨る。
 目の前に来た妹のそこは、すでに溢れてきた愛液でいっぱいになっていた。
「たくさん濡れてる・・。キス・・するよ」
「ご、ごめんなさい・・。恥ずかしいです・・・」
「いいよ。○○がたくさん濡れてると、俺はうれしいよ・・」
そう言って、俺は妹の割れ目に唇をつけた。妹の愛液で唇が濡れた。
「ん・・・」と、俺のモノをくわえながら妹が声を漏らす。
ちゅっと音を立てて二、三度キスをすると、妹のフェラチオの動きが止まる。
「ん・・んん・・・」と、妹が声を漏らすので、
「まだ何もしてないよ」と言うと、
「キスされるだけでも気持ちいいんです・・」と、四つん這いの妹が答える。
「・・・愛してるよ」と言って、もう一度割れ目にキスをすると、
「あ、ん・・はぁ」と、妹は深くため息を漏らして俺の下腹で崩れる。
「俺のにもキスして欲しい・・」
そう言うと、もぞもぞと身体を起こしてキスをした。
 唇に軽いキスをするように、お互いがお互いの性器にちゅっとキスをする。
それだけで、身体が震えるほどのうれしさを感じる。
「これって、エッチだけどいいよね。二人とも気持ちいいし」
「わ・・わたしは恥ずかしいです・・。でも、わたしも好きです」
 そして、またお互いのそこにキスをしてから、舌を使って舐め回し始めた。



 お互いが貪るように性器を舐め合っていた。
「はぁはぁ・・」と、二人ともかすれた声で喘ぎ、他にはお互いのと性器を舐
め合う音だけしか聞こえなかった。
 俺は興奮のあまり、途中で一度イキそうになってしまった。
 妹は興奮の限界を超えて、また軽くイッてしまった。
「あ、ん・・んっ・・お、お兄・・ちゃん・・・」と、途切れ途切れに妹が俺
を呼んだ。もう耐えきれないといった感じで、俺の顔の方を振り向く。
「も、もう・・」と、しゃべれなくなっている妹。
「挿れて欲しい?」と聞くと、力無くこくりと頷く妹。
「俺も・・もう挿れたい・・・」
 俺の言葉に救われたかのように、妹はごろりと横に転がった。俺が身体を起
こすのを見ると、妹は両腕でしっかりと俺にしがみつくように抱き着いてきた。
そして顎まで垂れた妹の唾液を俺が、口の周りに付いた妹の愛液を妹が、キス
なのか愛撫なのか分からないほどめちゃめちゃに舐め合った。
「挿れるよ・・」
「は、はい。は・・早く・・・」
 激しいキスをしながら目だけで下半身を見て、性器と性器の結合を焦った。
自分のモノに手をあてがうと、付着していた妹の唾液がぬめった。たくさんの
愛液を飲んだはずなのに、妹はもう愛液を溢れさせていた。妹の愛液の泡が、
薄明かりを受けて見えた。
「ん・・・」
「あっ、あぁ・・お兄ちゃん!」
 先が挿ったと同時に、妹が脚を絡めて俺の腰を引き寄せ、俺を強引に自分の
奥まで一気に貫かせた。ぬめりの強い濃い愛液が、温泉のように熱くなってい
る膣の中で、ぐじゅりと泡の音を立てたのを下半身で感じたような気がした。
「あ・・熱い・・」と、俺は声を漏らした。
 が、妹は、俺が挿入の余韻に浸っている暇も与えず、腰をくねらせるように
してクリトリスを押しつけてくる。一瞬、妹の貪欲さに圧倒されそうになった。



 妹の腰遣いの横の動きに合わせ、俺は奥深い所で小さく腰を前後に動かす。
「お、お兄ちゃん・・!好き、好き・・!」
抑えが効かなかったのか、妹の声が室内に響く。
 普段の大人しく控え目な妹とは打って変わって、手足四本で俺を我が身に取
り込まんばかりに強く抱き着き、くねくねと粗っぽく腰を遣う。
「つ、強く・・お兄ちゃん、強く・・・お、おね・・」
“お願いします”が言えていない。多分、この調子だと一分も保たずに妹はイ
ッてしまうだろう。我を失ったかのように、激しくキスを求めてくる。
 俺は唇を妹の好き勝手に任せ、暴れる妹の腰を右手でぐっと抑えつつ、膣壁
を下から強く突くように動かした。下半身がクリトリスをこする。妹が一番反
応する腰遣いだ。時々、奥をこねくり回すように、貫いたモノで掻き回す。
「ん・・んっ・・んっ・・・」というもの静かな喘ぎ方ではなく、
「あ、あっ!あ、あっ!・・そ、それ・・んっ・・・!」と、乾いた喉を潤す
ための唾を飲む事も出来ないほどに、激しく喘ぎまくる妹。
 少しだけ動きを緩やかにしてキスをすると、妹は俺の唾液を吸い取るように
して飲み、乾いた喉を潤す。前戯を入れればもう一時間も喘いでいるので、喉
がからからで当然なはずだった。抱き着く妹を持ち上げて抱え込み、手を伸ば
してテーブルの上にあったお茶を一口だけ口移しに飲ませてあげる。
「ん・・んっ・・・。ありがと・・・」
 そして、もう一度布団の上に寝かせて、少しだけ強めに腰を遣う。
「愛してるよ、○○・・」と、耳元でささやくと、
「お、お兄ちゃん、好き、好き!・・駄目、イク、駄目っ・・好き!」
半分すがり泣くような声になりながら、妹の膣が収縮し始める。
「いいよ、イッていいよ。愛してるよ、○○」
そう答えてあげた時、モノを締め付けていた妹の膣がふわっと柔らかくなり、
「んんっ・・ああっ・・好きー!」と、大きな声を漏らして妹がイク。
「愛してるよ。大好きだよ、○○・・!」
 そして、抱き着いていた妹の腕の力が抜けた。



 ぐったりとしている妹。
 腰の動きを止めたまま、しばらく妹を抱き締めていてあげる。髪を撫でたり、
頬に優しくキスをしたり、額の汗を指で拭ってあげたりしていた。
「ま・・また一人で・・先にイッちゃいました・・」
しばらくして、妹が息を弾ませながら言った。
「いいんだよ、何度だってイカせてあげたいよ」
「お兄ちゃんが、耳元で“愛してる”って言ってくれました。うれしくて、う
れしくて、それだけで・・」
そう言い、妹はキスをしてくれた。ごほうびをもらった気分でうれしかった。
「・・わたしも愛してます。本当です。すごくすごく愛してます・・」
「うれしいよ。こうしてる時に言われると、俺だってイッちゃいそうになるよ」
「じゃあ、今度はお兄ちゃんがイッてください」
「うん。一緒にイケるといいな」
「あ、はい。まだイケると思います・・」
 俺は一度妹にキスをしてから、妹を横向きにした。疲れた俺も横たわって、
後ろ側からスローペースでゆっくりと腰を動かし始める。左腕で妹に腕枕をし
て、右手で前からクリトリスを愛撫する。一度イッて落ち着いてしまった妹の
感度をまた高めるためだ。
 うなじや背中に唇を這わせ、脇腹や脇の下を舐める。
「んん・・お兄ちゃん、気持ちいいです・・」と、甘えん坊みたいな声を出す。
「○○は可愛いな」と言うと、
「そんな事ないです。胸も小さいし、お兄ちゃん好みにはなれないです・・」
そう言って、妹は自分の小さな胸に手を当てた。
「いいってば。何も変わらないで、そのままの○○で俺は充分好きだよ」
 小さな胸を隠す、包丁傷や火傷のある小さな手にキスをして、隠されていな
い方の乳首にもキスをした。
「小さくても可愛くてきれいだよ。お前の胸、大好きだよ」
そう言うと、妹はえへへと恥ずかしそうに笑って、胸を隠していた手をどけた。



 程良い張りのある妹の胸は、白くてきれいだ。そこに妹らしい控え目な乳首
が、ぽつんとおまけでついている感じだ。その乳首を唇と舌先で転がし、会話
で止まっていた右手でまたクリトリスを刺激しながら、腰の動きも再開させる。
「ん・・あっ・・。気持ち・・いいです・・・」
「俺も・・気持ちいい・・。お前の中に挿れたまま・・ずっとこうしていたい」
「ん・・うれしい・・・。わたしも・・です」
 いくらでも溢れてくる愛液は、実際のところ刺激を弱めているけれど、たく
さん濡れてくれている事のうれしさが、それを補って尚有り余るほど精神的な
快感を倍増させてくれている。もっと、もっともっと感じて欲しい。
 俺としてはめずらしく、妹を四つん這いにさせて、体位をバックに変えた。
本来バックは嫌いではないのだが、妹を無理に犯しているみたいで、最近は何
となく避けていた。したとしても、あまり長い時間はやらなかった。
「あ、あっ・・・お兄ちゃん、お・・お兄ちゃん・・」
 俺は、妹の細い腰を持って押さえ、妹の性器に出し入れされる自分のモノを
見ていた。きゅっとすぼまったお尻の穴までもが見える。そんなものさえもが
可愛らしく、また愛おしく見えてしまうから不思議だ。しなやかに反った白い
背中に、か弱い女の子らしさが感じられる。
「お兄ちゃん・・ああっ・・大好き・・・気持ち・・いい・・・」
そう言うと、妹の腕ががくりと力を失い、お尻を突き出す格好になって崩れた。
 俺は少し膝を進め、少し前傾姿勢をとって右手を妹の腹の下からクリトリス
へと回した。汗なのか愛液なのか、妹の恥毛は湿り気を帯びていた。
「あっ・・そ、それ・・だ、だめ・・!」
クリトリスを刺激し始めると、妹は敏感に反応した。出し入れしているモノに
掻き出されて溢れ出る愛液をクリトリスに塗りつけ、ぬるぬると指先で円を描
く。少し小さめのクリトリスだが、妹のモノはとても感度がいい。
「あ、ああっ・・イッちゃうから・・一緒に・・一緒がいいです」
あまり刺激をすると、また妹が一人だけイッてしまう。クリトリスから手を離
し、濡れた指先を舐めて妹の愛液を取る。



 妹の背中にゆっくりと重なって、俺の重みで妹を押し潰した。太股の付け根
に、妹の小さなお尻の丸みが心地良い弾力となって感じられる。しばらくその
体勢のまま腰を動かし、その後、二人とも横向きになった。妹を背中から抱き
締め、小さな胸の先にある乳首を後ろからつまむ。
「誰にもお前を渡したくないよ・・・」と、妹に耳元でささやいた。
「うれしい・・好き・・・。お兄ちゃん・・好き・・」
 お互い見つめ合いながら最後を迎えるために、体位を正常位に戻した。
「俺も・・イクよ・・・」と言うと、
「うん、はい・・。早く・・・欲しい・・・お兄ちゃん・・・!」
 まるで“絶対に離れない”という気持ちがぴったりと合体したかのように、
お互いがきつく抱き締め合った。心の底から愛おしく感じた。
 妹を抱き起こして膝の上で抱え込むと、お互いの腕できつくきつく抱き合っ
た。性器と性器、腹と腹、胸と胸、そして唇と唇。どこも隙間無く、二人がひ
とつになって最後を迎える体勢に入った。
「ん・・んっ・・んっ・・んっ・・・」
唇を合わせ、舌を絡め合いながらお互いが喘ぐ。
「は、早く・・お兄ちゃん・・・!わ、わたし・・もうっ・・!!」
妹はもう限界に近づいていた。
 妹に合わせる瞬間を待っていたので、俺は心の中で抑えていた興奮を解き放
ち、一気に快感の頂点へと駆け上った。
「俺も、もうイクよ・・!好きだよ、愛してるよ、○○だけだよ!!」
「わたしも好きー!お・・お兄ちゃんが・・好き!!」
そう言ってさらにきつくしがみついてくる妹の力が、最後の一押しになった。



 二人で、夏の終わりの夜を全力で走り抜けた。
 愛されている喜びを感じながら、俺は妹の中に射精した。かたく抱き合いな
がら、妹の性器の脈動と俺の性器の脈動が重なった。興奮のあまり、前歯が妹
の下の歯に噛みつくように引っ掛かっている。妹は、俺の上唇を強く強く吸っ
ていた。抱き合うお互いの腕の力が、がくんと抜けた。
「んっ・・、はぁ、はぁ・・はぁっ」
 妹の唇から唇を離し、肺に溜め込んでいた空気を一気に吐き出した。
「はぁ、はぁ・・はぁ、はぁ・・・」
 妹も俺もしゃべる事も出来ずに、ただただ肩で息をしていた。確実に言える
のは“今までの人生の中で、一番の最高のセックスだった”という事。
「はぁ、はぁ・・すごかった・・・」と、荒い息の中でそれだけを言った。
「はぁ・・すごかったです・・・はぁ、はぁ・・・」
生唾を一生懸命に飲み込みながら、妹も同じ事を言った。
 途中、二人でイク少し前に・・・
(もう駄目だ・・大好き過ぎて気が狂いそうだ。妹なのに・・・)
そう思った。急に、今こうして抱いている女の子が実の妹だという事をふいに
思い出した。でも、想いは止まらなかった。仕方がないのだ。どんな事があっ
ても、妹だけは誰にも渡したくない。回り道に回り道を重ねて、ようやく最後
に見つけた本当に愛せる人、それがたまたま妹だっただけなんだ・・と。
「本当に好きな人とこうしていられる人って・・何人いるんだろう」
 ぽつりとつぶやいた俺の言葉に、妹は何のためらいもなく答えた
「わたしは、絶対にその中の一人です」と。
「じゃあ、俺もだな。本当に・・本当に本当に愛してるよ、○○」
「わたしもです。お兄ちゃんを本当に本当に本当に愛してます・・」
 そして、どちらからともなく唇を近づけ、キスをした。



《夏の最後の二人旅編 〜回り道の果てに 完》

前置きで長く引っ張った割に、抜きどころが少なかったでしょうか?
オカズ提供というより、むしろただの俺の自己満足日記ですね・・。
この後、締めくくりで旅の帰り道の話があります。そこで二人旅編は完了。
最後は抜きどころがないので、今回の話だけで抜いてくださいませ。



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