ドキュソ兄氏の帰還をひたすら待ち続けるスレ

405 名前: ドキュソ兄@94 ◆DQN/H2Gc 投稿日: 02/08/22 07:41 ID:???
【ドライブ/8.24日記】

見た事もない市外局番から着信があった。
ワン切りじゃないところを見ると、Q2の類いではない。
思い当たるのは、母親からの電話だ。出るのが緊張する。
「はい。○○です」
「○○です、わたしです」
数年ぶりの母親の声だ。しかし、お互い別々の苗字を名乗った。
「暑中見舞い、ありがとうね。みんな元気にしてますか?」
「ああ、はい。元気です」
「今日、宅急便でネックレスを送っておきましたから。
たぶん、明日か明後日には届くと思います」
「ああ・・ありがとう」
母親を忘れている妹に、母親の何かをあげたくて頼んでおいた物だ。
「お父さんに買ってもらった物じゃなくて、
わたしが結婚前に自分で買ったネックレスなの・・」
妹が着けていても、父親に疑われないような物を選んだそうだ。
「嫌な事も思い出させるかもしれないけど、
忘れちゃいけない事だと思うから・・お母さんとかの事は」
誰かがレスで書いてくれた言葉を借りて言った。
「そうね、ごめんなさいね。ありがとう・・」
謝罪と礼を言う母親の声は、少し涙声でうわずっていた。
「こっちこそありがとう。じゃあ・・また・・」
俺も礼を言って電話を切った。


ERというビデオの話だ。
グリーン先生というドクターが、癌で父親を失った。
その父親がかつて妻(グリーン先生の母親)に贈ったネックレスがある。
グリーン先生は、その遺品を娘に着けてあげていた。
俺が母親にアクセサリーを頼んだのは、それを観て思いついた事だった。

昔、親父が言った。
「あの人の顔色をうかがう表情・・そっくりでむかつくんだよ・・」
妹が、母親に似ているという事だろう。
「子供なんだから当たり前じゃないか」と、俺が言うと
「お前も顔はあいつに似てるけど、性格は俺に似たな」と言った。
妹も俺も母親似で、兄妹そろって中性的な顔立ちをしている。
「じゃあ、俺の顔を見てもむかつくんか?」と問うと、
「たまにな・・」と言っていた。

当時は(そんなもんか)と、深く会話の意味を考えなかったが、
"むかつく"と言っていたのは親父自身に対してなのかもしれない。
ならば、親父は罪悪感に囚われ続けている事になる。十数年も・・。
いい気味ではあるが、可哀相と言えば可哀相な人ではある。


(この二人が、本当に夫婦だったなんて・・)
何が良くて結婚したんだか知らないが、二人は元々他人である。
(俺らは違う)
どんなに好きでも結婚は出来ないが、二人は兄妹である。
(だからこそ大丈夫なんだ)と、自信を持てる。
(だからこそ、本当はいけないんだけどね)とも思わなくないが、
少なくとも我が子を不幸にするような偽の夫婦よりはいい。
俺らは兄妹としても仲はいいし、恋人としても仲がいい。
世間の人が蔑もうが何だろうが、両親よりは遥かにマシだろう。

リビングのソファにどっかりと腰をおろして、そんな事を考えていた。
テレビはつけっぱなしだが、まるで観ていない。
「あ、たまちゃんだ。かわいいです」と、妹の声がした。
"たまちゃん"は、多摩川に迷い込んで世間を騒がせているあざらしだ。
テレビには、そのたまちゃんが映っていた。
妹がちょこんと俺の右に座る。
左横のソファに座ればいいものを、いつもソファの横の床に座る。
「こっちへおいで」と言うと、
「あ、はい。いいですか」と言い、のこのこ立ち上がって左隣に座る。
その際、目の前を横切ればすぐなのに、わざわざ後ろを回って来る。


「遠慮しない奴よりはいいけど、お前は俺に遠慮なんかするなよ」
そう言おうとしたけど、そこが妹のいい所でもあるのでやめておいた。
代わりに肩を抱き寄せて、頭にキスをした。
「あ、おはようございます」
思い出したように、妹が朝のあいさつをする。が、もうすぐ昼だ。
「おはよ。今日の予定は?」と聞く。
「あ、何もありません。お兄ちゃんは何かありますか?」
「あ、何もありません」と、妹の口真似をして答えた。
「あ、真似ですね」と妹が笑う。
「あ、ばれてしまいましたね」と、また俺が真似る。
「よく友達にも真似されるんです」と、すねたように笑う妹。
可愛いので、また頭にキスをする。頬にもする。
すると妹は心持ち顔を上げて、目を閉じる。唇がつんととがる。
が、あえて鼻の頭にキスをして、
「はい、キス終了」と意地悪を言う。
「ん・・終わり・・」と、妹がもじもじする。
(なんだー、ちぇっ・・)という表情が、たまらなく可愛い。
「予定ないんなら、俺と出かけるか?」
「あ、はい。行きたいです」と、明るい表情で即答する。
意表をついて、そこで妹の唇にキスをした。
「あ・・ん・・・」と、妹が慌てて顔を上げる。
チュ、チュっと軽いキスをしてから、少し長いキスをした。
キスが終わると、「へへ・・やったあ」と言って、妹は笑った。


家の中でも良かったが、妹は家にいると家事をやってしまう。
腕をつかめば、よろよろと崩れるような華奢な妹なのに、
炊事洗濯、掃除にごみ捨て・・大変だろうに黙々とやる。
そして、家事が終わると部屋にこもってしまう。
親父がいない時ぐらい、外に連れ出してあげた方がいいだろう。
「雨が降ってるから、勝手に車使っちゃおう」
「あ、はい。怒られませんか?」
「夕方までには帰ろ。てか、親父は?(どこだ?)」
「あ、仕事です。朝、お見送りしました」
「そっか。○○さん(親父の部下)の車で行ったんだな、きっと」
それでも親父に遠慮して、2台のうちのボロい車を選んだ。
「車で出かけるなら、お弁当作ればよかったですね」
「あ、そうですね」
「あ、また真似されました・・」
二人で、はははと声を出して笑った。いい雰囲気だ。
別にどこへ行こうというわけではなかった。
ただ車を走らせて、いろんな話をするだけでもいい。
休みの度にエッチばかりするのも、二人のために良くない。
それに、俺も今日は家にいたくはなかった。深い理由はないが。


「わたしは、本当にお兄ちゃんが大好きなんです」
恥ずかしそうに、しかしうれしそうにそう言ってくれる妹。
「お兄ちゃんとしても好きだし、人としても好きです。
本当はよくない事だけど、わたしはそれでいいんです」
「そう決めた理由って何だったの?」
「うーん・・他の男子と付き合って、そう思ったからです。
わたしはいつも"彼女"にしてもらえないんです」
「遊ばれるって事?」
「えっと・・そうじゃなくて、好きと言われて付き合うけど、
わたしは好きになれなくて隣にいるだけなんです。だから、
そのうちつまらなくなって、他の子が本命になっちゃうんです」
「ふーん・・お前って、付き合ったの3人ぐらいだろ?」
「あ、正解です。でも、そのうちの2人はキープにされてました」
「えーと・・じゃあ中学の時の彼氏だけが、まともな付き合いか」
「あ、そうです。高1の時の人は、彼女がいたけど告白されたんです。
だから、エッチはしてません。そしたらふられました」
「で、3人目が・・こないだ電話で別れたアレか」
「そうです、そうです。○○ちゃん(友達)の中学の時の先輩です」
「ふーん。で、エッチしたのか?」
「え、あ、はい・・嫌ですか?」
「まあ、いい気はしないけど、付き合ってたんだから仕方ないだろ」
「あ、でも・・しなきゃ良かったと思ってます」


「なんで?」
「だって、今はやっぱりお兄ちゃんが好きだからです。
中学の時の人はエッチしたけど最後まで出来なかったし、
2人目の人はキスまでしかしてないし、最後の人としてなかったら、
今までにお兄ちゃんだけとしかしないで済んだのに・・」
「遊びのエッチとか、そういうのないの?合コンとか」
「あ、ないです。お兄ちゃんとその人だけです」
「あ・・そっか、好きになってくれる人としかしないってやつか」
「あ、はい。そうです」
車は、和光市とかその辺を走っていた。
とりあえず俺は、田舎っぽい所を目指して走っていた。
「もっと前にこうなってれば、2人目としなくて済んだのか・・
悔しい気もするけど、それは仕方ないよなあー」
「でも、今は残念で悔しいです。汚れちゃったみたいで」
「汚れてなんかいないよ。そんな事、思わないでくれよ」
「でも、わたしはそんなにその人を好きでもなかったのに・・」
俺はウインカーを出して、車を路肩に寄せて止めた。
「俺がもっと早く、お前んとこに戻ってれば良かったな。ごめんな」
そう言って、妹の頭を撫でた。そして、そこへキスをした。


「わあ、優しいです・・こういう所が大好きなんです・・」
「お前も優しいよ。優しくて素直な所、大好きだよ。だから気にするな。
誰とエッチしてたって、○○は○○だから大好きなままだよ」
俺は妹の手を握って、子供を諭すように言った。
「わあ・・もう駄目。心臓がドキドキしちゃって死にそうです」
妹は俺が握っている手をさらに握って、自分の心臓に手を持って行く。
俺はその鼓動を感じながら、妹の唇に唇を重ねた。
「お前って、純情なんだな」
「はい。あ、でも、お兄ちゃんも純情だと思います」
「えー、俺が!?何で?」
「お兄ちゃんはたくさん経験してると思うし、たくさん彼女がいた
と思うけど、でも遊び人みたいじゃないです」
「まあ、お前よりは経験豊富だな。嫌か?」
「やきもちは妬くけど、嫌じゃないです」
「んで、何で俺が純情なんだ?」
「ん・・戻ってきてくれたから・・。それに優しいです」
「んー、それが純情の理由かね。わけわからん」
「言葉では難しいです。でも、わたしにはわかるんです」
「ま、いいか。遊び人と思われてないだけ」
そう言って、ハンドルを切り、また車を発進させた。


「何で○○は、俺の事を好きになったんだ?今までの話では、
○○はあんまり相手を好きになったりしないじゃん?」
「えっと、それはやっぱりお兄ちゃんだからです。
学校でも家でも独りだったけど、お兄ちゃんだけは隣にいたし、
いつも話し掛けてくれたし、優しかったです」
「でも、兄貴だぞ?」
「でも、好きって言ってくれました」
「言ったけど・・兄貴だぞ?」
「でも、キスしてだっこしてくれました」
「え、いつの話してんの?」
「えーと、小学生の頃とか、処女をあげる時とかです」
(ああ、あの頃か・・)
確かに言ったけど、半分はセックスしたくてだった。
「"兄妹"ってのは考えなかったの?」
「考えたけど、他の人はわたしなんか興味持ってくれなかったし、
他の人はこわいじゃないですか。お兄ちゃんなら安心です」
「意外とシンプルに考えるんだな・・お前、俺より賢いのに」
「難しく考える以前に、わたしにはお兄ちゃんしかいないから・・」
「俺も、回りに回って回り道しまくったけど、○○だけだよ」
「わたしもお兄ちゃんだけです・・」
気づけば車は、のどかな風景の道を走っていた。


いつしか、質問する側が逆転していた。
「お兄ちゃんは、誰かに話したいと思った事ありますか?」
"話したい"事とは、すなわち兄妹恋愛や近親相姦の事だ。
「あるよ。大学でも、そんな話の授業があって習ってさ、
友達にちょっとのどまで出掛かったけど結局言わなかった」
「もし言ったら、どうなると思いますか?」
「みんな引くだろうな・・」
俺は、よく学問的に語られる近親相姦などについて語った。
そして、2ちゃんねるでセオリーとして語られる反対論なども。
「本能的に拒絶するもんなのかー。わたしは平気でした」
「俺も平気だった。いけない事だってのは分かってたけどね」
「わたしは、お兄ちゃんにそうしてもらえるのがうれしかったです」
「よくトラウマにならなかったよな・・」
「小さい頃から、お兄ちゃんの事は好きだったからですよ」
「タブーに関する知識もない頃だし、性のモラルが確立される以前
に習慣づいちゃったから平気なのかもな」
「運命ですよ。わたしとお兄ちゃん、ラブ、ラブ。へへ」
「悪い事だと思う?」
「悪くは思わないけど、人には言わないです。でも、幸せだから、
どれぐらい幸せなのかを人に言いたくなる時もあります」
「ああ、それはあるな・・」
実際、こうして2ちゃんねるに書き込んでる事は、のろけだろう。


「お父さんにいつか言う時、こわいですね」
これは、二人の約束だ。
妹が高校を卒業して、その後の生活が落ち着いたら親父に告白をする。
おそらく家を追い出される事になるだろうと思う。
それはそれで、妹を親父や家から解放させるためには大助かりだ。
親父が子の離反をどう捉えてどう対処するか、それを試す意もある。
諦めて許すか、ただひたすら逆上するか、許す代わりに縁を切るか・・。
その際に受けるであろう暴力の制裁は、甘んじて受ける覚悟だ。
殴られるのを我慢するだけで妹を手に入れるなら、お安い御用だ。
「別にこわかねーよ。俺の予想だと、ショックが先に立つと思うね」
「万が一、殺人事件とかになったらこわいです・・」
「ならないだろ。ちゃんと時も選ぶし、言葉も選んで告げるよ」
「ちゃんと考えてるんですね」
「○○は、親父の娘だろ。俺はお嫁さんとして娘を奪う身だからな」
「わあ、何か感動的です。お嫁さんかあ・・」
「結婚は出来ないけど、どこかで式ぐらい挙げような。二人で」
「わあー、もううれしくて死んじゃいそうです。わあー夢みたい・・」
「呑気だなあ、お前は・・」
「だって、お兄ちゃんがそんな事言ってくれるとは思ってなかったです」
「俺だって、最近まではそんな事考えてもなかったよ・・」
あまり恵まれていないこの妹の幸せを祈ればこそ・・の思考の流れだ。
いつか人並みに幸せにしてやりたい、と思って当然だと思う。
そして、それはいよいよ本気で病気(世間体的に)だとも思うが。


「とにかく。お前を連れて家を出るつもりだよ。ついてくるか?」
「はい。行きます、行きます。一緒にいたいです」
同棲生活に憧れる小娘みたいな顔ではなく、真剣な面持ちで妹は答えた。
そして一言「絶対に置いてかないでくださいね・・」とつぶやいた。
「今度、将来の事についてちゃんと話し合おうな」
「はい」
「お前は卒業したら、大学か専門学校に行くんだろ?」
「あ、専門学校に行きたいです」
「じゃあ、もう留年しないで卒業しろよ」
「あ、頑張ります。さっきの話を聞いたから、何でも頑張れます」
(いい子だな・・)
単純にそう思った。

せっかくだから母親の事も話をしたかったが、
手元にプレゼントが届いてからにしようと思って話すのをやめた。
遠くまで行って帰り道に迷うのも困るので、適当な所で引き返した。
途中、ラブホテルに入って妹を抱きたい衝動に駆られたけれど、
今日はキスだけで我慢しておいた。

《ドライブ編 完》


非エロですみませんでした。
本当はセックスしたかったんだけど、
一日の出だしが『兄』だったもんだから、
つい我慢して兄気取りしてしまいました。

昨日、髪を切った話と母親のネックレスをあげた話が
ありますんで、もう一話だけ非エロを挟みます。
だから、今日辺りはエッチしたいです。笑
エッチ出来る雰囲気になるよう、祈っててください。

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